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JR東海グループ 合同商談会を初開催

2024.03.07
静岡、三重両県のサプライヤー約50社が参加した合同商談会(JR東海提供)

 静岡、三重エリア 43事業者参加

 JR東海は1日、名古屋駅直結のJRセントラルタワーズで「JR東海グループ合同商談会」を初めて開催した。地域企業の活性化を通じて地域の発展に取り組んでいる沿線の金融機関と連携した取り組み。沿線各地ならではの個性や魅力あふれる商品を発掘し、同社グループのリソースを活用して消費者に紹介していくことで、地域事業者や地域に根差した金融機関と一体となって沿線の魅力向上を図る。

 初回となった商談会は、静岡県エリアの静岡銀行、静岡県信用農業協同組合連合会、清水銀行、スルガ銀行、三重県エリアの三十三銀行、百五銀行、三重県信用農業協同組合連合会の各金融機関がサプライヤーの募集に協力。両県を中心とする事業者43社が参加した。

 一方、バイヤーとして参加したのは、同社とグループ6社(JR東海リテイリング・プラス、ジェイアール東海髙島屋、ジェイアール東海ホテルズ、ジェイアール東海フードサービス、ジェイアール東海バス、東海交通事業)の計7社。

 サプライヤーは、菓子、総菜、野菜・果物、肉・魚、酒、茶、飲料、鉄道グッズを主な商材にバイヤーと商談。バイヤーは販路として、百貨店の催事、駅売店・通販ウェブサイトでの手土産やオリジナル商品、鉄道グッズのほか、ホテルや飲食店で地産地消メニューとしての提供を検討していた。

 次回の商談会は5月下旬に、愛知、岐阜両県を中心とする事業者を対象に開催する予定。

 主催したJR東海の原史賢財務部資金課担当課長は「商談会は七つの金融機関の連携で実現した。各金融機関は地域の魅力ある個性あふれる商品を扱う事業者に精通している。当社グループと合わせて、それぞれの強みを生かして連携することで地域活性化に寄与していきたい」とコメントした。

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