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「東上野四丁目A-1地区再開発準備組合」を設立 東京メトロなど事業協力者に

2024.04.08

 上野駅周辺の東上野地区のランドマークとなる駅前複合再開発事業の実施に向け、「東上野四丁目A―1地区再開発準備組合」が3月26日に設立された。今後、地権者が中心となって具体的な計画策定に着手する。事業協力者には東京地下鉄(東京メトロ)と大林組が選定された。

 「(仮称)東上野四丁目A―1地区第一種市街地再開発事業」の施行地区は、上野駅東側の昭和通り、浅草通りの交差点に位置する東京都台東区東上野四丁目の一部。地区面積は約1㌶。完成のめどは2030年代の半ばで、上野から浅草を結ぶ玄関口にふさわしい都市機能の整備を図る。

 このほか、台東区は40年代ごろの上野地区の将来像と取り組みの方向性を示す「上野地区まちづくりビジョン」を策定した。上野公園などの杜(もり)とまちの相乗効果を発揮することにより、日本の文化芸術立国をけん引し、国際競争力を強化する文化・芸術の創造発信拠点の形成を目指す。

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