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JR西日本光ネットワーク 大阪なにわリングとOBPコネクトサービスと接続へ

2024.04.23

 JR西日本光ネットワーク(JRWON)とビー・ビー・バックボーン(BBバックボーン、東京都港区)、KDDIグループのJPIX(同千代田区)は6月1日から、光ファイバーサービス「大阪なにわリング」と、JPIXが提供する光ファイバー芯線接続サービス「OBPコネクトサービス」の接続を開始する。

 鉄道ルートを使った光ファイバーリング「大阪なにわリング」では、KDDIのデータセンター「Telehouse OSAKA」へのアクセスが可能になることで、さらに通信業界、事業の成長に貢献できる光ファイバーサービスに成長する。

 大阪なにわリングは、JRWONとBBバックボーンが展開しているもので、NTTスマートコネクトの曽根崎データセンターをはじめ、心斎橋エリアや堂島エリア、大阪ビジネスパークエリアなど、大阪市内の主要データセンターをリング状に冗長構成で接続している。

 今回は、Telehouse OSAKAと京阪神OBPビル内のデータセンター間を結ぶ光ファイバー芯線接続サービス「OBPコネクトサービス」と、大阪なにわリングの接続を開始。クラウド・AI(人工知能)時代の大容量通信を各主要データセンター間で実現し、さらなるコネクティビティー、利便性の向上が図られる。

 さらに、大阪なにわリングとOBPコネクトサービスの接続に加えて、JRWONが保有する鉄道敷きの高品質な光ファイバーと、BBバックボーンの光ファイバーソリューションに関するナレッジ、技術を活用することで、Telehouse OSAKAから伊勢志摩エリアを含む関西全域はもとより、中国・九州エリアへのアクセスも可能となる。

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