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京急 「京急 EXホテル みなとみらい横浜」6月24日開業

2024.03.21
㊤ホテル客室(ツイン)イメージ㊦低床部の商業ゾーンイメージ(京浜急行電鉄提供)

 複合ビル「横浜シンフォステージ」内に

 5月9日には商業ゾーンとイノベーションオフィスも

 京浜急行電鉄は、同社と大林組、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST(大林組出資の特別目的会社)が計画を進め、今月末の完成を予定する複合ビル「横浜シンフォステージ」(横浜市西区)内で、京急が手掛けるホテルの名称を「京急 EXホテル みなとみらい横浜」、開業日を6月24日に決定した。同じく同社による低層部商業ゾーンの一部とイノベーションオフィスは5月9日に開業する予定。

 「横浜シンフォステージ」は、京急グループ本社ビル近くで整備中の2棟構成の大規模複合開発物件。横浜駅から徒歩8分、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅から徒歩1分。2棟のうち、「ウエストタワー」は地上30階(塔屋2階)・地下1階建て、「イーストタワー」は地上16階(塔屋1階)・地下1階建て、延べ床面積は合計約18万3130平方㍍。オフィスを中心に店舗やホテルなどが入る。

 京急が手掛けるのは、ホテル(ウエストタワー26~30階)、低層部商業施設(両タワー1~3階)、オープンイノベーションオフィス(イーストタワー3階)。

 ホテルは、京急イーエックスインが運営を行うビジネスホテルの上位グレードで、EXホテルとして初の大浴場・露天風呂を設ける。横浜出店も同ブランドでは初。客室数150室(ツイン62、ダブル78、ユニバーサル2、フォース8)。創作和食レストラン「高ようじ」も入る。宿泊料金はダブル9500円から。

 低層部商業ゾーンは15店舗の計画で、このうち10店舗が5月9日にオープン。レストラン、中華など飲食4店舗とコンビニエンスストア、クリニック、歯科医院、保険薬局、ドラッグストアなど。後日開業店舗として、ヤマハ発動機のショールームも計画されている。

 オープンイノベーションオフィス「chilink WORKSITE MINATOMIRAI(チリンク ワークサイト みなとみらい)」は、ソーシャルコワーキング事業を展開するATOMica(宮崎市)が運営パートナーとして参画。個室13室、会議室4室と、フリーアドレス91席、ウェブ会議専用ブース2席、カフェスペースがあり、シェアオフィスやコワーキング、貸会議室などとして使える。

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