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鉄道保線振興基金 23年度「保線ノーベル賞」表彰式

2024.03.27
表彰式に出席した受賞者ら

 〝保線界のノーベル賞〟と称される鉄道保線振興基金の2023年度表彰式が21日、東京・丸の内の東京ステーションホテルで開催された。同賞は、保線技術の維持と発展に多くの功績を残し、今もなおその技術を保線分野で発揮している人物に贈られる。

 本年度の受賞者は、日本鉄道施設協会九州事務所長の後藤利幸氏(69)、仙建工業監査役の村上卓男氏(68)、JR東海新幹線鉄道事業本部施設部保線課課長代理の倉津次郎氏(65)、東鉄工業執行役員・高崎支店長の荒木誠氏(64)、広成建設施工本部部長の小椋強氏(64)の5人。

 表彰式では、舛形勝同基金運営委員長から各受賞者に表彰状が授与された。舛形委員長は「皆さんの功績は大変素晴らしいものであり、本当に頭の下がる思いだ。ぜひ、ご自分の『保線人生』を誇りを持って振り返っていただきたい。これからも後輩に、皆さん方の功績を伝えていただければ幸いだ」と述べ、受賞者の功績をたたえた。

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