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24年3月期第3四半期決算 近鉄グループホールディングス

2024.02.26

 【近鉄グループホールディングス】

 連結売上高1兆2173億9700万円(前年同期比8・9%増)、営業利益691億9600万円(50・0%増)、経常利益661億2000万円(24・4%増)、四半期純利益392億7400万円(54・0%減)。

 コロナ禍の収束に伴う需要回復や、前期に連結子会社化した近鉄エクスプレスの業績が期を通じて寄与したことで増収。営業利益、経常利益は増益となったが、前期に近鉄エクスプレスの連結子会社化に伴い段階取得に係る差益を特別利益に計上した反動で四半期純利益は減益となった。

 通期の業績予想は、国際物流業の輸送需要低迷と特別損失の増加で、売上高と当期純利益を下方修正した。

 運輸業は売上高1557億200万円(15・2%増)、セグメント利益250億2200万円(165・3%増)。近畿日本鉄道の鉄道輸送人員は定期4・8%増、定期外5・5%増、合計5・0%増。旅客運輸収入は定期15・6%増、定期外24・5%増、合計21・4%増。

 このほかのセグメント利益は、不動産業104億5200万円(16・5%減)、国際物流業144億1900万円(0・2%増)、流通業36億100万円(907・3%増)、ホテル・レジャー業128億7800万円(73・9%増)、その他業31億5300万円(11・7%増)。

 修正後の業績予想は売上高1兆6280億円(修正前比0・9%減、前期比4・3%増)、営業利益800億円(増減なし、19・1%増)、経常利益740億円(同、0・8%減)、当期純利益420億円(4・5%減、52・7%減)。=14日発表=

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