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JR西日本 初の「グリーンローン」 三井住友信託銀行と契約

2024.01.30

 JR西日本は26日、三井住友信託銀行と地球温暖化防止・気候変動対策に資する事業に資金使途を限定した同社初となる「グリーンローン」の融資契約を締結したと発表した。

 契約締結日は24日。アレンジャー・エージェントは三井住友信託銀行。組成金額200億円。契約に当たっては、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)などが定めたグリーンローン原則に基づき、「サステナビリティローン・フレームワーク」を策定。また、フレームワークが同原則に適合していることについて、格付投資情報センターからセカンドオピニオンを取得している。

 調達資金の使途は、エネルギー効率の向上や省エネ化が図られている在来線新型車両の225系電車、227系電車、273系特急電車と、山陽新幹線の新型車両N700Sの導入。

 同社では、グリーンローンによる資金調達により、同社グループのサステナビリティーの取り組みを幅広くステークホルダーに認知してもらうとともに、環境にやさしい輸送手段である鉄道の強みをさらに磨き、持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。

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