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JR西日本 尾道、大阪で「pikuraku PORTER」の実証実験

2024.02.15

 JR西日本は、次世代スマートロッカーを活用した新たな手荷物配送サービス「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)」の実証実験を尾道エリアで3月4日から、大阪エリアで3月30日から行う。JR西日本グループが資本提携するSPACER(東京)と共同で行うもので、ECサイトで購入した商品をスマートロッカーで受け取る現行サービス「pikuraku(ピクラク)」に続く。駅などに設置されたスマートロッカーに荷物を預けると、当日の夕方までに宿泊先のホテルへ配送する。

 尾道エリアでは尾道駅や尾道港、瀬戸田港にスマートロッカーが設置され、尾道市内やしまなみ海道の島々の約60カ所の宿泊施設が配送先。手荷物受付時間は12時までで、サービス利用料は2000~5000円。大阪エリアでは新大阪駅や大阪駅、ユニバーサルシティ駅にスマートロッカーが設置され、大阪市内の約70カ所の宿泊施設が配送先となる。手荷物受付時間は14時までで、サービス利用料はロッカー扉の大きさによって1600~2300円。

 JR西日本は、今回の検証結果や利用状況を踏まえて、2025年の大阪・関西万博に向けて、大阪環状線の複数の駅へのスマートロッカーの導入と、同サービスの拡大を検討していく。

https://www.westjr.co.jp/

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