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阪急交通社 GW旅行予約状況 旅行需要が前年を上回る伸び

2024.04.10

 阪急交通社は、今年のゴールデンウイーク(GW)期間における旅行予約状況をまとめた。新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたことにより、人々の移動が回復し、旅行需要が前年を上回る伸びを見せていると分析した。

 海外旅行では、ヨーロッパ、台湾、韓国が人気の旅行先となった。円安や燃油価格の高騰を背景に、アジア地域への短期旅行の需要が高まっており、GW期間中もその傾向が強まっている。一方、ヨーロッパはリピーターを中心に長期休暇を利用する傾向があり、文化や歴史を楽しむ旅行者にとって引き続き魅力的な目的地であることが示された。出発日のピークの上位は5月3日、今月29、24日の順。

 国内旅行では、関東、近畿、中国地方が人気の旅行先に。日帰りバスツアーの利用が前年比1・5倍に増加し、シニア層だけでなくファミリー層の需要も活発化している。さらに、高級ホテルやグリーン車を利用した旅行商品の需要も増加しており、消費者の旅行に対する品質志向が高まっている。出発日のピークは今月24日、5月5日、今月25日の順。

 同社では「今年のGWは休暇の分散化が進み、旅行者は旅行代金や内容を検討しながら出発日を柔軟に選択する傾向にある」としている。

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