JR盛岡支社 「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」運転開始10周年で記念セレモニー
JR東日本盛岡支社は14日、八戸線のレストラン列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」(八戸―久慈間)の運転開始10周年記念セレモニーを八戸駅東西自由通路で開催した。
同列車は2013年10月から、東日本大震災の復興支援と地域活性化の一環として、週末を中心に1日1往復運転している。10年間で約3000本を運行し、延べ約9万1000人が乗車した。
セレモニーには、渡邉佳隆同支社地域共創部長、吉田正樹八戸営業統括センター所長・八戸駅長、来賓の大久保圭一郎VISITはちのへ副理事長ら約30人が出席。
渡邉部長は「コロナ禍で苦しい運行状況だったこともあったが、地域に支えられ10周年を迎えることができた。これからも地域の食材やお酒をお客さまに知っていただき、楽しんでいただくことを地域の皆さまと共に行っていく」とあいさつ。
同列車と沿線を模した特製バースデーケーキのお披露目や、青森県八戸市内の「洋酒喫茶プリンス」で提供されている同列車をモチーフとしたオリジナルカクテルの実演と紹介、JR東日本盛岡吹奏楽団による記念演奏などが行われた。
続いて、同駅1番線ホームに場所を移し、吉田駅長らの出発合図で同列車の出発を見送った。
列車の乗客には今月から、10周年記念特典として、津軽の伝統工芸品「津軽びいどろ」の箸置きと、沿 線風景が描かれた特製ポストカード(2枚組)を配布している。
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