JR東日本 第13回「わたしの提言」論文賞の表彰式
JR東日本は22日、同社の現状や方向性、今後の課題などに関する社員の提言を募集した第13回「わたしの提言」論文賞の表彰式を本社内で開催した。
同論文賞は、交通研究協会の表彰制度を引き継ぎ2011年度から実施。今回は212件の応募があり、選考委員会で審査した結果、最優秀賞1点、優秀賞3点、奨励賞3点を選出した。
表彰式には、深澤祐二社長、選考委員長の木村法雄常務執行役員・総務・法務戦略部長、各受賞者らが出席。深澤社長から各受賞者代表にそれぞれ表彰状が手渡された。
続いて、あいさつに立った深澤社長は選考ポイントなどを説明し、「これから取り組むべきテーマは、JR東日本グループのテーマであると同時に日本社会のテーマでもある。2024年は新しい未来とネットワークを開く年と位置付けており、将来に向けて何をするか、新しいネットワークをどのようにつくるか、皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と述べた。
これに対し、受賞者を代表して電気システムインテグレーションオフィス(SIO)プロジェクト推進部エネルギーユニットの加藤優一指導係が「提言の一部は既にプロジェクトとして稼働し、課題解消に向けて挑戦している。時代に合わせてあるべき姿を考え続けていくことが、私たち技術部 門の技術力であり、実直に磨き続けて当社の大きな発 展に貢献していく」と力強く宣言した。
各賞は次の通り(敬称略)。
【最優秀賞】
「変電所監視制御システムの将来ビジョンと国際規格IEC61850の導入に関する提言」=加藤優一、神直亨、岩月駿(電気SIOプロジェクト推進部エネルギーユニット)、山中直紀(同企画総務部総務経営ユニット・出向)
【優秀賞】
「鉄道需要喚起につながる新たなビジネスモデルの構築~デュアルライフ(二地域居住)の推進~」=三次涼太(グループ経営戦略本部品川・大規模開発部門品川開発戦略ユニット)、勝山なつ季(東京建設プロジェクトマネジメントオフィス〈PMO〉企画戦略ユニット)、山下洋平(構造技術センター鋼構造ユニット)、牛木隆匡(首都圏本部企画総務部経営戦略ユニット・プロジェクト推進)、小澤裕(東京建設PMO羽田アクセスプロジェクトセンター)
「成田エクスプレスを満席にしたい~2030年におけるインバウンド向けチケッティング戦略の現実解について~」=森祐吾(千葉支社成田統括センター)、桐谷勇輝(同錦糸町営業統括センター)▽「変革を見据えた散水消雪設備の在り方に関する提言」=野崎翔太、佐々木心也、安保幸太(盛岡支社盛岡機械設備技術センター)
【奨励賞】
「ミライの車両S&E構創の先の品質管理を見据えたシステム設計」=髙木雄哉(首都圏本部東京総合車両センター車体科)▽「JR変電所の、電気自動車充電ステーションへの活用」=藤井敏之(首都圏本部鉄道事業部電気ユニット・信号通信)、川本修二(同東京信号通信設備技術センター)、瀬戸正幸(同鉄道事業部電気ユニット・電力)
「地方幹線の今後について~羽越本線の場合~」=神宮勝久、村田研、東隆介、阿部久乃、勝山なつ季(東京建設PMO企画戦略ユニット)
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