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25年3月期第1四半期決算 近鉄グループホールディングス

2024.08.16

 【近鉄グループホールディングス】

 連結売上高4201億6100万円(前年同期比5・2%増)、営業利益217億7400万円(1・1%減)、経常利益222億3500万円(14・9%増)、四半期純利益126億9900万円(22・1%増)。

 アフターコロナの旅客需要や消費需要の回復、鉄軌道部門の定期運賃改定効果、国際物流業における円安進行が寄与して増収となったものの、国際物流業で運賃原価の高騰による利益率低下により、営業利益は減益。営業外損益で為替差益や受取利息が増加したことなどにより、経常利益、四半期純利益は増益となった。通期の業績予想は変更ない。

 配当予想は修正し、1株当たり25円の中間配当を実施。期末配当は前回予想の50円から25円とし、年間配当は50円。

 運輸業は売上高545億3500万円(7・3%増)、セグメント利益90億2800万円(39・9%増)。近畿日本鉄道の鉄道輸送人員は定期0・7%減、定期外6・0%増、合計1・8%増。旅客運輸収入は定期10・1%増、定期外8・1%増、合計8・7%増。

 このほかのセグメント利益は、不動産業43億3200万円(11・5%増)、国際物流業11億4000万円(80・4%減)、流通業15億5800万円(123・9%増)、ホテル・レジャー業44億3900万円(18・5%増)、その他業11億8700万円(15・7%減)。=9日発表=

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