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JR西日本など 「いこっさ!福井号」6月1日から運行開始

2024.03.15
恐竜、温泉など福井の名物、魅力があしらわれている「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」(JR西日本提供)

 JR西日本が京福バス、福井RIDEコーポレーション(福井市)などの企業や地元と連携した「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」。6月1日の運行開始に向けて準備が進められている。

 福井駅からの主要観光地への二次交通の役目などを担うもので、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)の技術を活用した映像コンテンツにより、車内で福井の自然、文化、歴史などを体感できるようにし、旅の満足度向上につなげる。

[[二次交通の役目]] 運行コース・本数は、JR福井駅―福井県立恐竜博物館(日中、所要時間約60分)が平日8便(4往復)、土曜日・休日12便(6往復)。同―福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(午後、約30分)が土曜日・休日に4便(2往復)、同→えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(夕刻、約50分)、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅発あわら温泉周遊(夕刻、約30分)はそれぞれ毎日1便。夏休みなど特定期間の平日は、土曜日・休日パターンで運行予定。

 コンテンツの総合演出は、演出家・映画監督の堤幸彦氏が手掛ける。内容はコースによって異なり、恐竜博物館行き・往路の場合は、タイトル「現代の福井に恐竜が出現?!博物館の見どころモリモリ、ワクワクドキドキの恐竜博物館行き!」(恐竜大好き化石ハンター・インディが恐竜の魅力を語っていると、「恐竜が福井に出現!」とニュース速報が……。果たしてインディは恐竜から福井を守ることができるのか?!)。出演は俳優の今井翼さん、温水洋一さん、地元テレビ局のアナウンサーら――となっている。

[[車体に地元名物]] 車体のラッピングデザインは、福井県出身のデザイナー・中村サトル氏が担当。車体の左面では、福井の名物やストーリーの登場人物が一面に散りばめられている。右面には、バスのロゴマークを大きく施した。使用車両は2台で、福井を代表するXRバスになるように、それぞれに「FUK(ふく)ちゃん」「UI(うい)ちゃん」の愛称を付けた。

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