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京成 「鉄道駅バリアフリー料金」 来春から設定

2023.09.22

 京成電鉄は15日、「鉄道駅バリアフリー料金制度」に基づく料金設定と整備・徴収計画を定め、国土交通省関東運輸局へ届け出た。収受開始は来年春を予定しており、バリアフリー設備の整備費に充当する。

 料金設定は、現行旅客運賃に1乗車当たり10円を加算。子ども運賃は加算後大人運賃の半額。通勤定期旅客運賃にも同制度に基づく加算(1カ月600円など)を行う。なお、成田空港線と通学定期旅客運賃への加算はしない。

 バリアフリー設備の整備に関する主な取り組みとして今後、2035年度までにホームドアを合計14駅40番線に整備し、同年度末時点での総整備数17駅52番線を目指す。また、エレベーターやスロープなどによる駅の段差解消やバリアフリートイレの整備推進、ホームと車両床面の段差・隙間縮小に取り組んでいく。

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