交通新聞社 電子版

京成 3代目「京成スカイライナー」4500万人達成記念式典

2023.10.16
記念式典に出席した田中本部長(左から2人目)ら

 2010年7月の成田スカイアクセス(成田空港線、京成高砂―成田空港間)開業とともにデビューした京成電鉄の3代目「京成スカイライナー」の累計利用者が12日、4500万人に達し、成田空港駅ホームで記念式典が開催された。

 現在の3代目スカイライナー車両は、在来線国内最速の最高時速160㌔で走行。日暮里―空港第2ビル間を最速36分で結ぶ。デザインは世界的著名デザイナーの山本寛斎氏が手掛け、「風」と「凜」をコンセプトとしたスピード感あふれるデザインと快適性の実現を追求している。

 10年7月の運転開始以降、13年12月に1000万人、16年9月に2000万人、18年10月に3000万人、昨年10月に4000万人を達成。現在はコロナ禍の収束に伴い、訪日客をはじめ成田空港を利用する多くの旅行者らが乗車している。

 記念式典には、田中亜夫京成電鉄取締役・常務執行役員・鉄道本部長、平山和嘉駅長、来賓の小泉一成千葉県成田市長、片山敏宏成田国際空港執行役員、4500万人目の乗客となった荻原栄和さん、北島毅明さんが出席。

 田中本部長は「4000万人から4500万人を1年で達成し、コロナ禍からの脱却を数字でも実感できる。引き続き成田空港の発展や利便性向上に寄与していきたい」とあいさつ。平山駅長が両人に花束と記念品を贈呈した後、テープカットで節目を祝った。

 スカイライナー1編成には来年3月末まで、記念ヘッドマークを掲出。併せて、同駅の改札内コンコースに今後1カ月程度、成田空港開港とスカイライナー空港乗り入れ開始45周年を記念したパネルとフォトスポットを設置する。

検索キーワード:京成電鉄

137件見つかりました。

81〜100件を表示

<

>