秩父鉄道 「ＳＬパレオエクスプレス」３月20日から運行開始
秩父鉄道は３月20日から、「ＳＬパレオエクスプレス」（熊谷―三峰口間）の2024年度運行を開始する。
11月17日までの土曜日・休日を中心に94日間設定。熊谷発10時15分、三峰口発14時５分の１日１往復。全車指定席で乗車券とＳＬ指定席券（大人、子ども同額）が必要。「秩父鉄道ＳＬ予約システム」からの事前予約は1000円、駅窓口購入（現金のみ）1100円。
運行開始初日は「ＳＬファーストラン号」として、記念ロゴマーク、日章旗を掲げる。秩父駅発着時は秩父屋台囃子披露を予定している。
■Ｃ58 363号機が「傘寿」
蒸気機関車Ｃ58 363号機が２月19日に80年を迎える。1944年２月19日に川崎車両で製造され、現役時代は東北を中心に活躍。72年に現役を引退し、埼玉県内の小学校校庭で保存されていたが、88年の「さいたま博覧会」での運行を機に秩父路を走る「ＳＬパレオエクスプレス」として復活。旧国鉄12系客車をけん引し、昭和レトロなＳＬ列車旅を演出する。
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