JR東日本 「オフピーク定期券」利用促進へ 新プロモーション
JR東日本は、通常の通勤定期券より割安な平日朝限定の「オフピーク定期券」の10月1日からの割引率拡大(約10%→約15%)に当たり、俳優・佐野勇斗さんを起用した購入促進を目的とした新たなプロモーションを展開する。
プロモーションでは、周囲を気にして時差通勤に踏み出せない社員のリアルな心情を「オフピーク定期券」を買った上司と部下とのコミカルな掛け合いで描いた動画を制作し、公式 YouTubeチャンネル、首都圏エリアの駅ポスターなどで紹介する。9月16日からは山手線トレインチャンネル、首都圏駅のデジタルサイネージでも動画放映を開始し、14日からは首都圏エリアでのテレビCMも放映予定。5日には「オフピーク定期券」WEB サイトもリニューアルし、動画や撮影の様子を公開する。
2023年3月から導入したオフピーク定期券は、東京の電車特定区間内で完結する区間に設定。各駅に設ける平日朝のピークを除く時間帯に定期券として利用可能で、ピーク時間帯に利用する場合はIC普通運賃が必要。運賃は現行より約10%値下げした設定とした。通学定期券にオフピーク定期券は設定していない。
利用促進に向けた施策を導入時期から実施。新規購入者に「JRE POINT」(5%相当)をプレゼントし、グループ会社が運営するエキナカ商業施設などでの特典も充実させた。定期券利用者全体の約10%をシフトさせる目標を掲げている。
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