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JR東日本 「車両設計スペシャリスト育成コース」の第5期修了式・第7期開講式

2024.10.08
修了式に出席した関係者

 JR東日本はこのほど、車両設計部門の人材を育成する「車両設計スペシャリスト育成コース」の第5期修了式と第7期開講式を本社ビル内でそれぞれ開催した。

 同コースは2018年度から設置しており、研修期間は2年間。最初の2カ月は本社鉄道事業本部モビリティ・サービス部門で車両設計の基礎知識や法的設計業務、新車受け取り、改造関係業務などを学んだ後、メーカーの設計部門などに出向して車両、機器設計の実務研修を1年6カ月、再び同部門で法的設計業務、仕様策定、試運転試験、性能試験などについて学んだ。

 修了式には、熊本大誉執行役員・鉄道事業本部モビリティ・サービス部門長をはじめ、関係部署の幹部や指導担当、5期生5人、6期生らが出席。

 修了証書などの授与後、熊本部門長は「これまでは準備運動で、改めて〝設計屋〟の道がスタートする。一つの専門分野を持った上で幅広く物事を見て、さまざまな視点を持って良いものを造るのがこれからのミッションになる」とあいさつ。続けて、各修了生が2年間で学んだことや今後の目標などを宣言した。

 一方、開講式には関係部署の幹部、指導担当、7期生6人らが出席した。

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