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JR千葉支社・千葉県東庄町 成田線笹川駅の駅舎活用で基本協定締結

2024.10.09
協定書を交わした土澤支社長(左)と岩田町長=JR千葉支社提供=

 JR東日本千葉支社は2日、成田線笹川駅の駅舎活用事業について、千葉県東庄町と基本協定を締結した。駅を中心とした地域活性化に向けて相互に協力する。

 協定事項は、▽地域活性化に向け同町が駅舎を活用すること▽同支社が駅舎と駅舎敷地などを同町に譲渡すること▽同支社が駅舎内の鉄道施設を駅舎外に移設すること▽その他、両者が合意した事項――の4項目。同駅舎は木造平屋建て、延べ床面積約110平方㍍で、譲渡予定の土地は約900平方㍍。鉄道施設の移設費用は同社が負担し、2025年度第2四半期末ごろの譲渡、26年度の早い時期に利活用開始を予定している。具体的な活用方法は検討中で、同町は学生向けの学習スペースや住民の休憩スペースを想定している。

 この日は同町役場で協定締結式が行われ、同社の土澤壇執行役員・千葉支社長・同支社鉄道事業部長と岩田利雄町長が協定書を交わした。土澤支社長は「東庄町と当社が持続的な発展を達成するため、駅を中心とした地域の活性化に連携・協力していく」と述べた。

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