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JR千葉支社・千葉ステーションビル・日本ホテル 幕張豊砂駅前開発プロジェクト開業式典

2024.03.27
テープカットを行う土澤支社長(左から2人目)、弭間社長(左端)、里見社長(右から2人目)ら

 幕張新都心のにぎわい創出

 「JR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂」開業

 JR東日本千葉支社と同社グループの千葉ステーションビル(SB)、日本ホテルは25日、京葉線幕張豊砂駅前の「JR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂」の同日開業に合わせ、同駅前で「幕張豊砂駅前開発プロジェクト」の開業式典を開催した。周辺には今月15日に「とよすなうみかぜ広場」や鉄道運転体験ハウスなどの各種施設も先行開業しており、同駅周辺はもちろん、幕張新都心エリア全体のにぎわい創出への貢献が期待される。

 幕張豊砂駅は昨年3月18日に開業。駅前一帯は、駅前エリアのにぎわいと憩いの拠点づくりを目指し、JR東日本グループの「Beyond Stations構想」の一環として同プロジェクトを推進してきた。

 ホテルメッツ初の「プレミア」ブランドとなるJR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂は、「UMIKAZE」をコンセプトとした内装が心地よい海風を思わせる空間。1階にフロントやゲストラウンジなどが入る。2~11階の客室は、スーペリアシングル139室、スーペリアツイン60室、スーペリアラージツイン27室、同(ユニバーサル対応)3室の全229室で全室禁煙。

 また、充実のアメニティーやフリードリンクをはじめ、貸出品のビジネス用アイテム、多機能シャワーなどの入浴アイテム、良質な睡眠用アイテムなど、シーンに応じた新サービスを用意。ゲストラウンジの宿泊者専用の朝食は、千葉県産食材を使った料理など約70種類の和洋食をビュッフェ形式で提供する。

 15日からは、海風を感じられるとよすなうみかぜ広場(約1000平方㍍)や、屋根付きで駅と広場、同ホテル、まちをつなぐ「歩行者ネットワーク」(総延長約160㍍)を使用開始。広場の一角には、京葉線がモチーフの鉄道運転体験ハウス「とよすなトレイン P318」や、一部屋根付きエリアも備えるバーべキューテラス「幕張豊砂BBQビアガーデン」(156席)も開業している。

 式典には、土澤壇JR東日本執行役員・千葉支社長・同支社鉄道事業部長、弭間俊則千葉SB社長、里見雅行日本ホテル社長、清宮裕二同ホテル支配人、来賓の青柳太千葉市副市長、藤木光広イオンモール専務らが出席。

 土澤支社長は「先行開業した広場や各施設と併せ、幕張豊砂駅前ににぎわいと憩いの空間が誕生した。各施設が豊砂エリアの新しい地域の拠点となれるようグループ一丸となって努力していく」とあいさつした。

 青柳副市長は「ホテル開業をきっかけにさらににぎわいのある幕張豊砂地区となり、幕張新都心全体の価値の向上につながれば」、藤木専務は「ホテルと商業施設の連携を通じて、地域の魅力度向上に努めたい」と述べた。続いてテープカットで開業を祝った。

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