【観光トピックス】10月から秋キャンペーン開始、年内まで 岩手県
岩手県で10月1日、秋の観光キャンペーンが始まる。「秋は短し旅せよ岩手」をキャッチコピーに、「短いからこそ価値がある」同県の秋を楽しむさまざまなプログラムを用意した。期間は12月31日までの3カ月間。実施主体はいわて観光キャンペーン推進協議会とJR東日本盛岡支社。
気仙川の源流に位置する鍾乳洞「滝観洞」(ろうかんどう、住田町)一帯で秋のライトアップを実施。今年4月にオープンした新しい観光センターが夜にライトアップされるが、秋の目玉として同センターとともに、周囲の紅葉もライトアップされる。
滝観洞は石灰岩でできた鍾乳洞で、1800年代後半に発見され、1955年に観光洞として開業。最奥部に落差29メートルと、国内最大級の洞窟内滝「天の岩戸の滝」がある。
この滝の源となる水を蓄える山々は、秋になると見事な紅葉が広がる。今回、この紅葉をライトアップする。ライトアップ期間は鍾乳洞の入洞受け付け時間を延長。「洞窟だけではない滝観洞エリアを思う存分堪能してほしい」と地元。11月3日は1日だけのスペシャルディナーツアーを催行する。
本州最東端の三陸の海からの日の出を観賞するクルーズを11月3、10日、12月8日に催行する。
南コースと北コースがある。南コースは休暇村陸中宮古など4軒、北コースはホテル羅賀荘など3軒の宿泊客を対象に、船上からの絶景を楽しんでもらう。天候不良で観光船が欠航となった場合は「ちょっぴりプレゼント」を贈る。
10月5、6日、盛岡市のもりおか歴史文化館前特設会場で「いわて酒ノ宴2024inもりおか」が開催。岩手県内26の酒造会社の日本酒、ワイン、クラフトビールが勢ぞろい。イベント初日はスペシャルゲストとして「酒場放浪記」で知られる詩人の吉田類さんが来場する。
【記事提供・観光経済新聞kankokeizai.com】
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