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JR東日本・西武 Appleマップに列車運行のリアルタイムデータを提供

2024.08.13

 JR東日本と西武鉄道は7日、Appleが運営する地図アプリ「Appleマップ」に、両社の列車の遅れ時間や在線位置などのリアルタイムデータの提供を開始した。JR東日本が運営する「リアルタイムデータ連携基盤」(略称・RT―DIP)を活用したもので、マップ上にリアルタイムな列車の走行位置を表現することが可能になり、交通案内サービスのさらなる品質向上が図られる。

 RT―DIPは、複数の交通事業者間での列車の遅れや在線位置などといったリアルタイムデータの集約やデータ活用が可能で、参画した交通事業者は経路検索などの交通案内サービス提供事業者に自社のリアルタイムデータを提供できる。

 昨年2月から運用を開始し、同日時点で参画する交通事業者はJR東日本のほか、小田急電鉄、京王電鉄、西武鉄道、新京成電鉄、相模鉄道、京成電鉄、東武鉄道。交通案内サービス提供事業者は、ヴァル研究所、LINEヤフー、ジョルダン、Appleで、同日からAppleが加わった。

 JR東日本では今後も、交通事業者や交通案内サービス提供事業者のさらなる参画に取り組み、リアルタイムデータを主体とした交通案内サービスのさらなる向上を図っていく。

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