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JR東日本など 「ガストロノミーツーリズム開発」実証実験

2024.06.14

 JR東日本、ジェイアール東日本企画(jeki)、長野県、野沢温泉マウンテンリゾート観光局、長野県立大学、奈良県立医科大学は15、16の両日、長野県野沢温泉村で「産官学連携による回復ガストロノミーツーリズム開発及びポテンシャル調査」の実証実験を実施する。

 野沢温泉DMOが進める「野沢温泉ガストロノミーツーリズム」の推進支援、県内在住大学生の地域活躍モデルの創出や、移動をきっかけに心身の充足、回復、豊かさ(ウェルビーイング)を感じられる観光ツアーの開発を目指すもので、JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」における地域共創の取り組みの一環。

 ガストロノミーツーリズムとは、食を味わう際、それらに関連づく文化や歴史、美観、地理的背景などのストーリーを合わせて楽しむ観光モデルを指す。

 実証実験は1泊2日のウェルネス・サイクルツーリズムのモニターツアー。サイクリングでの観光移動を通してガストロノミーな要素を体験するとともに、同村内のシェフや、長野県立大学食健康学科小木曽ゼミとの連携により開発した〝回復ガストロノミーレシピ〟を味わってもらい、ポテンシャルを調査する。数値的、定量的な心身の回復効果の検証のため、モニターが装着したウエアラブル端末から得たデータの計測、分析も行う。

 また、WaaS共創コンソーシアムのホームページで7月15日から2025年3月31日まで、今回の実証のウェルネスツーリズム体験デモ動画を公開する予定。

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