JRグループ旅客6社など 「大阪DC」全国宣伝販売促進会議
JRグループ旅客6社と大阪デスティネーションキャンペーン推進協議会(事務局=大阪府、大阪市、堺市、大阪観光局)が2025年4~6月に展開する大型観光キャンペーン「大阪デスティネーションキャンペーン」(大阪DC)の全国宣伝販売促進会議が9日、大阪市内で開かれた。送客側のJR各社や旅行会社の関係者らに対し、歴史、文化、食、エンターテインメントなど大阪の多彩な観光素材が紹介された。
大阪DCは、1990年7~9月以来35年ぶり2回目。期間中は、来年4月13日~10月13日を会期とした「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の機運醸成とともに、国内外から訪れる観光客による大阪府内の周遊・滞在観光につなげていく。
「来てな! オモロイがいっぱい大阪旅」をキャッチコピーに、大阪の歴史、文化、食、エンターテインメントなどの豊富な観光資源を生かしたコンテンツを用意する。
同協議会は、事務局を担当する大阪府、大阪市、堺市、大阪観光局のほか、大阪府市長会、大阪府町村長会、JR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪ホールディングス、阪急電鉄、阪神電気鉄道、大阪バス協会、旅行や宿泊業界の団体、大阪商工会議所などで構成する。
会議には、JR各社、地元自治体、旅行会社などから関係者約400人が出席。主催者を代表してあいさつに立った吉村洋文大阪府知事は「『食い倒れの街・大阪』には食の魅力がたくさんあり、そしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンや大阪城公園、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群など素晴らしいエンターテインメントや歴史があり、そして何より人情があふれるまちだ。この大阪の魅力をぜひ多くの全国の方に知っていただきたい」と述べた上で、「来年4月には万博が始まる。皆さんには旅行商品の造成や多くの方が大阪を訪れられるよう、ぜひ協力をいただきたい」と要請した。
JRグループを代表して長谷川一明JR西日本社長は「お客さまが安全で安心して大阪へご旅行いただけるように万全の体制を組み、大阪の魅力を最大限に発信して、全国から大阪へ訪れていただけるように取り組む。新幹線をはじめとするJRの鉄道ネットワークによる広域での集客に加えて、関西の鉄道各社のご協力を賜り、大阪府内の鉄道ネットワークを最大限に引き出すことで、各観光地へスムーズにご利用いただけるように取り組んでいきたい」と語った。
続いて、JR西日本の竹澤徹マーケティング本部鉄道マーケティング部担当部長がJRグループによる取り組みのプレゼンテーションを実施。その後、モデルのアンミカさんとお笑いタレントの浅越ゴエさんが登壇し、大阪の魅力を説明した。10~11日はエクスカーション(視察旅行)が行われている。
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