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お盆期間輸送概況 JR四国

2024.08.21

 1日利用、コロナ禍後最高【JR四国】

 期間中の利用人員は、瀬戸大橋線27万1400人(前年比107%、2018年比85%)、予讃、土讃、高徳の主要3線区計は12万4200人(109%、86%)。曜日配列と天候に恵まれたこと、15日まで発出されていた南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の影響が限定的であったこと、昨年は期間中に2度台風の影響があった反動などにより、1日当たりの利用人員は、コロナ禍後では瀬戸大橋線(2万7100人)、主要3線区(1万2400人)とも最高となった。

 瀬戸大橋線の主な列車別では、特急「しおかぜ」6万7400人(104%、95%)、「南風」3万8700人(125%、83%)、「うずしお」2300人(84%、75%)、快速「マリンライナー」16万600人(106%、85%)。同線の利用ピーク日は、下りが10日、上りが17日。

 主要3線区は、予讃線多度津―伊予三島間「しおかぜ」「いしづち」6万4800人(102%、92%)、土讃線同―阿波池田間「南風」「しまんと」3万5100人(127%、80%)、高徳線高松―徳島間「うずしお」2万4300人(105%、81%)。

 このほか、予讃線松山―宇和島間「宇和海」は2万3700人(98%、105%)、土讃線高知―窪川間「しまんと」「あしずり」は9000人(130%、62%)だった。

 乗車率最高列車は、下りは10日の「南風5号」165・5%、上りは12日の「うずしお30号」204・1%。南風5号は帰省需要、うずしお30号は徳島市内で開催された「阿波おどり」終了後の利用集中による。

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