JR西日本など 大阪プレDC 4月1日から6月30日まで展開
〝オモロイ大阪〟を発信 歴史、食、エンタメなど
JR西日本と大阪デスティネーションキャンペーン推進協議会は21日、大阪府内全域への誘客促進を目的に、4月1日から6月30日まで観光キャンペーン「大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン」(大阪プレDC)を開催すると発表した。JRグループ旅客6社と同協議会がタイアップして来年4~6月に展開する「大阪デスティネーションキャンペーン」(大阪DC)に先駆けて、同協議会がプレDCを実施。「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」をキャッチフレーズに、大阪の歴史、文化、食、エンターテインメントなど多彩な魅力を発信していく。
同協議会は、事務局を担当する大阪府、大阪市、堺市、大阪観光局のほか、大阪府市長会、大阪府町村長会、JR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪ホールディングス、阪急電鉄、阪神電気鉄道、大阪バス協会、旅行や宿泊業界の団体、大阪商工会議所などで構成する。
同DCのロゴマークは、2025年大阪・関西万博をイメージした赤と青で、大阪に「オモロイ」観光資源が豊富にあることを表現した。
期間中は、大阪城西の丸庭園の乾櫓(いぬいやぐら)・千貫櫓(せんがんやぐら)・多聞櫓特別公開(大阪市)、万博記念公園・太陽の塔内部「生命の樹」見学(北摂エリア)、約1600年前のハニワの接合作業体験(河内エリア)、老舗酒造「浪花酒造」の酒蔵見学(泉州エリア)など多数の企画を用意する。
プロモーション関係では、3月に専用ウェブサイトの開設とガイドブックの配布開始を予定。ウェブサイトの内容はDC本番に向けて随時更新し、充実を図っていく。
JR西日本では3月末から、プレDCのロゴマークを掲出した列車を大阪環状線、JR京都線、JR神戸線、阪和線で運転し、ムードを盛り上げる。4月初旬からはリアル謎解き企画と周遊券をセットした商品、3月下旬からは大阪市内のホテルでランチを楽しめるプランなどを発売する。
西日本ジェイアールバスは、観光バス「Osaka Dream Tour なにワンダー~通天閣・新世界と大阪夜景ツアー~」を運行。主な旅行会社では、JRと宿泊がセットになった旅行商品を発売する。
3月24日には、大阪駅・大阪ステーションシティ2階「アトリウム広場」などでオープニングイベントを開催する。
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