国交省 23年度「鉄道の日」鉄道関係功労者大臣表彰
西牧JR四国社長ら受賞
国土交通省は16日、本省大会議室で2023年(第30回)「鉄道の日」鉄道関係功労者大臣表彰の表彰式を開催した。今年の受賞者は116人と7団体。このうち鉄道事業振興関係は、JR四国社長の西牧世博氏、元東京地下鉄(東京メトロ)常務の入江健二氏、元京王電鉄会長の永田正氏、名古屋鉄道副社長執行役員の鈴木清美氏、三岐鉄道社長の渡邉一陽氏、元南海電気鉄道専務の金森哲朗氏、元阪急電鉄社長の杉山健博氏、神戸電鉄社長の寺田信彦氏、東洋電機製造会長の寺島憲造氏の9人が選ばれた。
このほかの受賞者は、鉄道業務精励関係106人、一般協力者関係1人・3団体、鉄道輸送統計調査関係4団体。
表彰式には、斉藤鉄夫国土交通大臣以下同省幹部、約120人の受賞者らが出席。斉藤大臣は受賞者の努力と功績に対する感謝と敬意を述べた後、「わが国の鉄道は昨年150年の節目を迎え、この間、産業発展に貢献し、暮らしを支える信頼性の高い公共交通機関として重要な役割を果たしてきた。国土交通省では近年の環境の変化に対応するため、改正地域交通法による利便性・持続可能性の高い地域公共交通への再構築推進、広域交通ネットワーク整備などさまざまな施策を展開している。将来にわたり鉄道が使命と責任を果たし続けられるよう、引き続きご尽力をお願いしたい」とあいさつ。各部門の代表者に表彰状を手渡した。
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