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JR四国 「JR松山駅だんだん通り」営業概要と出店店舗追加分発表

2024.08.29
駅コンコース側から見た「だんだん通り」北側外観イメージ(JR四国提供)

 JR四国の四之宮和幸社長は27日の定例会見で、9月29日にオープンする予讃線松山駅高架下の商業施設「JR松山駅だんだん通り」の新たな出店店舗(3店舗)とサービス概要などを発表した。同日11時に開業し、18区画中14店舗でスタート。高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE」(タカマツ オルネ)や「徳島駅クレメントプラザ」で導入されている「JR四国SCアプリ」を利用可能とし、新規入会キャンペーンを実施する。

 「だんだん通り」は、同駅付近の連続立体交差事業に伴う同日の高架化に合わせて開業。延べ床面積約2100平方㍍、店舗面積約1270平方㍍。店舗は、中央改札と南改札を挟んで高架下の北側と南側に配置する。運営管理はJR四国ステーション開発。

 開発コンセプトは「ぎゅっと、ずっと〝愛媛を紡ぐ 松山GATE〟」。営業時間は、物販・食物販が9~19時、飲食が11~15、17~21時(一部を除く)。年中無休。

 新規発表の店舗は、松山の人気おにぎり店「おにぎり鼓(つつみ)」、ホームメードにこだわった米国の焼き菓子ショップ「CHUNK」(チャンク、年内オープン予定)、期間限定(来年3月末まで)の総合土産店「愛媛主義 Selected by 南海放送」の3店舗。

 これにより、発表済みの店舗を含め、18区画中17区画が決定した。残り1区画は出店協議中。

 JR四国SCアプリは、年会費、入会金無料で、税込み110円の買い物ごとに1ポイントがたまり、1ポイント1円として利用できる。新規入会キャンペーンは、9月20日までに同アプリをダウンロードして新規会員登録した先着2000人に500ポイントを進呈。さらに、抽選で120人を開業前日のプレオープンに招待する。

 開業当日は、オープニング特典として税込み2000円以上の買い物をした先着2000人にオリジナルエコバッグをプレゼント。JR四国ステーション開発は、「だんだん通り」の情報を発信する公式ホームページを開設した。

 会見で四之宮社長は「駅利用者の利便性向上はもとより、地域の方にも愛され、多くの人に心地よくご利用いただけることと、これから大きく変わる松山駅周辺や、愛媛、松山全域の活性化に向けた一翼を担える商業エリアにしていきたい」と述べた。

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