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東急 アジラと資本業務提携契約 駅警備にも活用へ

2024.03.22

 東急は、独自のAI(人工知能)による映像解析・人間の行動認識技術を持つアジラ(東京都町田市)と資本業務提携契約を締結した。アジラの解析技術を用いた東急セキュリティの「TS―Zero(ティーエスゼロ)」画像解析サービスを、東急電鉄田園都市線田奈駅、つきみ野駅で提供開始している。

 アジラは、映像解析に関する独自の行動認識AI技術を活用し、AI警備システム「AI Security asilla(アジラ)」を開発。既存の防犯カメラを活用して、AIにより異常行動や不審行動を検出した場合のみ、瞬時に警備員に通知する。警備員の業務軽減、見逃しや見落としの解消につなげている。

 アジラと東急セキュリティ、東急電鉄は、駅施設などで同システムの実証実験を複数回実施。昨年4月からは「TS―Zero」を、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーで本格運用している。

 東急は今後も、グループ各施設にアジラの技術導入を進め、各事業の安全性を高めることで、渋谷をはじめとする東急線沿線エリアの安全・安心を向上させていく。

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