交通新聞社 電子版

JRグループ上場4社 持続可能な経営スタイル模索 固定費率見直しへ構造改革検討

2020.12.09
軌陸式バックホーによる夜間の保守作業の様子。終電時刻の繰り上げで作業時間を拡大し、労働環境の改善や作業効率化を目指す(JR水戸支社提供)

 コロナ禍の影響深刻

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客需要の減少は、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州のJR上場4社の2021年3月期第2四半期決算で各損益が赤字となるなど、鉄道各社の経営に多大な影響を与えている。