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鉄道総研 バラスト劣化軌道の沈下抑制 「低強度安定処理工法」を開発

2022.10.03
ハンドタイタンパーを用いた低強度安定処理工法の施工(鉄道総研提供)

 保守作業の頻度を低減

 鉄道総研は、バラスト(砕石)が劣化した軌道の沈下を抑制する「低強度安定処理工法」を開発した。短い硬化時間で高い強度を実現する超速硬セメントと、高分子材料からなる補修材を活用して、劣化したバラストと混ぜるとバラストが安定処理(強度改善)され、軌道の沈下が抑制される仕組み。

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