交通新聞電子版｜ＪＲ九州　２５年４月運賃改定を申請　全体改定率１５・０％

ＪＲ九州　２５年４月運賃改定を申請　全体改定率１５・０％

2024.07.23 JR九州予定・計画・施策

　ＪＲ九州は１９日、鉄道事業の運賃・料金の上限変更認可申請を国土交通大臣に行ったと発表した。全体改定率は１５・０％で、実施予定日は２０２５年４月１日。増収額は年間約１６９億円を見込み、車両・設備の更新、激甚化する災害への対応、社員の待遇改善などに充てる。

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🔄トピックス

👉ＪＲ西日本　防刃傘　近畿圏内の車両に順次搭載へ

　ＪＲ西日本は、鉄道車内の安全性向上を目指し、新たに開発した防刃傘を近畿圏内の車両に順次搭載する。防刃傘は特殊な布を使用して刃物で切れにくく、高い強度と長い柄を持ち、軽量で扱いやすいのが特徴。刃物を持った犯人と対峙する際に乗客を安全に避難させる時間を確保する。
https://www.westjr.co.jp/

👉ＪＲ西日本　鉄道車両の状態を自動判定

　ＪＲ西日本は、走行中の鉄道車両の状態監視で得られたデータをもとに車両状態を自動判定するシステムを10月から 1991年以降に製造した207系の一部車両に導入した。定期検査で行っていた検査を運行中に毎日検査できるうえ、車両不具合の予兆把握も可能とした。また、運行中の車両情報を遠隔地にいる地上職社員にリアルタイムに伝えることで、車両故障時の迅速な対応に生かす。
https://www.westjr.co.jp/

👉ＪＲ東日本が規格審議に参画　「IRS 60660」がＵＩＣから表彰

　ＪＲ東日本が高速鉄道車両の基本仕様の規格審議に参画した国際鉄道連合（UIC）が発行する業界規格「IRS 60660」が、UICによる優れた出版物（技術仕様書、ガイドライン、IRS）に贈られる「EXCELLENCE IN RAILWAY PUBLICATIONS AWARDS（優秀出版賞）」を受賞した。この規格は高速鉄道車両の基本仕様を定め、日本の新幹線技術を反映した。同社の受賞は、2022年の高速鉄道の電力設備に特化した国際的な規格「IRS 60682」に続き2度目。授賞式は15日に行われた。
https://www.jreast.co.jp/

👉ＪＲ九州　「ふたつ星4047」肥薩線と吉都線を走行へ

　ＪＲ九州は、「ふたつ星4047」特別乗車ツアーを開催する。通常は佐賀・長崎地区を運行する同列車が初めて南九州の肥薩線と吉都線を走行する。ツアーは11月22日と23日に実施、鹿児島中央駅を発着点とし、地元の名物弁当やおもてなしを提供する。鹿児島中央駅～吉松駅往復(鹿児島本線・日豊本線・肥薩線経由)と鹿児島中央駅～宮崎駅(鹿児島本線・日豊本線・肥薩線・吉都線経由)の２コース。予約は18日９時30分からインターネット予約限定商品（STORES 予約）で取り扱う。
https://www.jrkyushu.co.jp/