交通新聞社 電子版

JR銚子駅に常設のピアノ 地元出身・音楽プロデューサーが提案

2019.08.28
仲間たちが耳を傾ける中、石原さん(手前)の奏でる曲が駅を包む

 JR総武線銚子駅の構内に、誰でも自由に演奏できる1台のピアノが置かれている。いつか習った指の動きを確かめる女子高生、聞く人をほれぼれさせる腕前の学生、小さな指で恐る恐る鍵盤をたたいてみる子ども、足を止めて聞き入る人たち――。潮風が吹き抜ける街の駅舎。