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特集 JR東海・JR西日本 新幹線の安全・安定輸送支える「ドクターイエロー」

2021.05.24
浜名湖付近を走行するドクターイエロー。東京―博多間を10日1回程度走行し、各種項目を検測する(JR東海提供)

 その珍しさから「見ることで幸せが訪れる」との都市伝説もある「ドクターイエロー」。正式名称を「新幹線電気軌道総合試験車」といい、東海道・山陽新幹線の安全、安定輸送を支えている。JR東海とJR西日本では、10日に1回程度東京―博多間で同試験車を走行させ、地上設備の健全性を的確に把握している。