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特集 JR貨物 「保全管理システム」大きな効果 管理者負担を大幅削減

2025.08.05
軌道検測作業の様子(JR貨物提供)

 検査周期管理や漏れ防止

 JR貨物は4月から、鉄道設備の管理について各系統のシステムを一本化した「保全管理システム」の本格運用を開始した。以前は電気、保線、土木、建築、機械の5系統が独立したシステムで管理していたが、新たに全系統を横断的に管理する仕組みを開発し、2022年10月から順次運用を始めた。