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JR東海 「N700S」確認試験車 バッテリー自走試験を報道公開

2019.07.12
㊤パンタグラフを降ろした状態で三島車両所を走行するN700S確認試験車㊦車両に搭載されているバッテリー

 JR東海は10日、東海道新幹線の次期車両「N700S」確認試験車によるバッテリー自走試験を三島車両所(静岡県三島市)で報道陣に公開した。試験車には、高速鉄道で世界初の「バッテリー自走システム」が備わっており、停電発生時などでも架線の電力を使用せず、時速30㌔程度の走行が可能となる。