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鉄道総研 車輪フランジ部の摩耗を低減、車輪摩擦材「踏面調整子」を開発

2020.03.24
開発した踏面調整子(下)と機能イメージ」(鉄道総研提供)

 鉄道総研は、車輪踏面部の粘着性向上と車輪フランジ部の摩耗低減の両方の機能を併せ持つ車輪摩擦材「踏面調整子」を開発した。一体で踏面部の高い粘着性を維持しつつ、フランジ部に潤滑性を付与できるもので、フランジ部の摩耗を大幅に抑える効果があり、車両やレールのメンテナンス軽減につながることが期待される。

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