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JR東海 東海道新幹線に「コーティングがいし」導入 保全作業を省力化

2024.06.27
コーティングがいしのフィールド試験の様子(JR東海提供)

 25年度から 専用塗料塗り替え廃止

 JR東海の丹羽俊介社長は25日の定例会見(名古屋)で、東海道新幹線の電力設備の絶縁体として「コーティングがいし」を2025年度から順次導入する予定と発表した。絶縁性能の低下を防ぐための専用塗料の塗り替え作業を廃止して、保全作業の省力化とコスト削減を図る。